読んだ理由
去年の暮れに教団Xを読んで中身が衝撃的だったので、同じ作者のほかの本も読んでみようかなーと手に取りました。
ページ数も多くなく読みやすい
読み終わるまでにかかった時間は、たぶん2時間ぐらい。
教団Xではちょっと難しい哲学的な話も出てきましたが、「掏摸」ではそこまで難しい内容も出てこず、最初から終わりまで本を置くことなく一気に読みました。
大まかな内容(ネタバレあり)
主人公は掏摸のプロ。歳は中年ぐらいでしょうか。掏摸だけでなく、過去には大規模な空き巣グループに所属した経験も。いわゆるその道のプロとして経験を積んできているですね。
主人公は友人と東京でチームを組んで仕事(もちろん掏摸ですよ!)をしていましたが、とある過去の事件をきっかけに東京を離れます。
小説は、東京に戻ってきたところから、話がスタートします。
この主人公、お金持ちからしか掏摸をしないというポリシーを持っています。掏摸はもちろん悪いことですが、正義の泥棒系ですね。それが好感をもてます。あとは、痴漢していた男性を懲らしめたり、子供に万引きをさせようとしていた母子を手助けしたり。
そんな日常の中で、過去の事件でかかわった大規模な組織に目を付けられ、無理難題な依頼を押し付けられます。
果たして無理難題も、経験と奇策により乗り切るのですが、、
感想・レビュー
世の中、怖いことはあるもので、なるべく闇には手を出さないほうが良いですねとか考えてしまいました。
真面目に考えるのならば、主人公が掏摸になった境遇だとか、男の子の状況だとか、木崎さんが話していた運命だとかそういうのに触れるべきなんでしょうけど笑
どこまでが運命で、運命とはだれが決めるんでしょうねー。
気づいたら誰かの掌のレールの上だったなんて、たとえ神様が決めた運命だとしても気持ちよくないですよね。



